前回は乾燥対策として、クレンジングミルクをご紹介しました。

クレンジングミルクは日本ではまだあまり馴染みがないですが、日本よりずっと空気の乾燥しているヨーロッパで多く使われている事もあって、乾燥した空気への対策としては大変優れた方法です。
水が硬質だと言う事もあって、朝も洗顔はせずにミルクを使われる方が多いようです。

ですが日本では水やぬるま湯をつかう洗顔が主流。湿度が高い事と水が軟水であることもあって、洗顔が好まれていると言われています。

水で洗ってさっぱりするのは気持ちが良いですよね。

なのですが、このさっぱりすっきりするのが好きだ。気持ちよい。という考えから、ついつい洗浄力の強めの洗顔料を選んでしまう傾向が有るのです。

それに加えて、汚れは全部きちんと落とさないといけない。と、よくクレンジングや化粧品の宣伝で言われているので、しっかり洗えるものを使わないといけない！と思い込んでしまっていることも多いです。

その結果が、丁寧すぎる洗顔やすっきりタイプの洗顔料による洗い過ぎからの肌の乾燥です。強すぎる洗浄力が肌に必要な脂分まで除いてしまう事で、水分の蒸散が進んでしまい、乾燥肌になるのです。

お湯だけの洗顔、お水だけの洗顔が流行った事もありますよね。（実際には以前から何年かごとにブームが来ては去りというのを繰り返しているのですが……。）

肌が乾燥する原因はいくつかあります。
もしかして洗い過ぎかも。と思われた方は、時々水だけの洗顔にしたり、洗顔料を少なめにしてみたりと、少し肌ダメージを減らすことをしてみてください。
その他の原因については次回…。

 

 

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